札幌の雨樋修理の費用は、
- 継ぎ目や金具を直す部分補修なら数千円〜5万円ほど
- 1〜2面の雨樋を取り替えるなら3万〜15万円ほど
- 家のまわりの雨樋をすべて取り替えるなら、足場込みで30万〜60万円ほど
が目安です。2階の雨樋で足場が要るかどうかで、金額は大きく変わります。
この記事の要点は、次の3つです。
- 雨樋の傷みの多くは、詰まり・継ぎ目の外れ・金具の曲がりです。全部を取り替えなくても、掃除や部品の交換で直ることがあります
- 札幌に多い無落雪屋根の家は、軒先に雨樋が無い家も多くあります。三角屋根の雨樋は、雪とつららで傷みやすくなります
- 屋根の三角のふちを覆う破風板(はふいた)は、塗装が切れると水を吸って傷みます。金属の板で包めば、塗り直しがほぼ要らなくなります
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札幌の雨樋修理はいくら?費用相場
雨樋修理の費用は、直す範囲でおおよそ決まります。
| 工事 | 費用の目安 | どんなときか |
|---|---|---|
| 部分補修 | 数千円〜5万円ほど | 継ぎ目が外れた、支える金具が曲がった、一部の部品が割れた |
| 一部の取り替え | 3万〜15万円ほど | 1〜2面の雨樋が曲がった、割れた |
| 全体の取り替え | 足場込みで30万〜60万円ほど | 家のまわりの雨樋が、古くなって全体に傷んでいる |
※金額は家ごとに変わります。正確な金額は、業者が現地を見たうえでの見積もりで決まります。
2階の雨樋は、足場で金額が分かれる
1階の雨樋なら、はしごで直せることがほとんどです。一方、2階の軒先の雨樋は、高い所で長い時間作業するので、足場が要ることがあります。
ですので、同じ長さの雨樋を直すのでも、1階か2階かで金額が大きく変わります。部分補修で済むか、足場を組むかは、業者が現地で作業の安全を見て決めます。
屋根や外壁の工事と一緒に頼むと、足場が1回で済む
雨樋の全体の取り替えで足場を組むなら、屋根の塗装や外壁の工事と一緒に頼むのがおすすめです。足場を組むのが1回で済むので、別々に頼むより総額が下がります。
屋根や外壁の工事を近いうちに考えているなら、雨樋もまとめて見てもらってください。外壁塗装については、札幌の外壁塗装の費用相場と業者の選び方で解説しています。
札幌の家の雨樋は、屋根の形で違う
札幌の家では、屋根の形によって、雨樋があるかどうか、どこが傷みやすいかが変わります。
平らに近い無落雪屋根は、軒先に雨樋が無い家も多い
無落雪屋根は、外から見ると屋根の傾きがほとんど見えない、平らに近い屋根です。雪を屋根から落とさず、雪解けの水を屋根の真ん中の溝(スノーダクト)や屋根の上の排水口に集めて流します。多くの家では、その水が家の中を通る管から外へ出ていきます。
ですので、無落雪屋根の家では、軒先に雨樋(軒樋)が付いていないことも多くあります。この場合、雨樋の役目をしているのは屋根の溝と排水口なので、手入れするのもそちらです。溝の掃除は、スノーダクト清掃の料金と詰まり対策にまとめています。
三角屋根の雨樋は、雪とつららで傷みやすい
三角屋根の家では、軒先に雨樋が付いています。札幌では、この雨樋が雪で傷みやすくなります。
- 雪の重み:軒先に積もった雪が雨樋に載り、雨樋や支える金具が曲がります
- 落ちる雪:屋根から滑り落ちる雪が雨樋を引っかけて、外したり割ったりします
- つららと凍結:雨樋の中で水が凍ると、氷の重みと広がる力で、雨樋が割れることがあります
屋根から落ちる雪が多い家では、雪止めを付けると、雨樋が引っかけられにくくなります。雪止めの考え方は、北海道の屋根の雪止めで解説しています。
雨樋の傷みと、直し方
雨樋は、いくつかの部品を組み合わせてできています。部品の名前を知っておくと、見積もりの中身が分かりやすくなります。
- 軒樋(のきどい):屋根のふちに沿って横に付いている雨樋
- 縦樋(たてどい):軒樋から地面まで、壁に沿って縦に付いている雨樋
- 集水器(しゅうすいき):軒樋と縦樋をつなぐ、水を集める部品
- 支える金具:軒樋や縦樋を、屋根や壁に留めている金具
雨樋が外れて垂れ下がっているときは
雨樋が外れて垂れ下がっていたり、落ちそうになっていたりするときは、まず真下に近づかないでください。強い風や雪の重みで、急に落ちてくることがあるからです。
そのうえで、地上から写真を撮っておき、早めに業者に見てもらいます。自分で押し戻したり、はしごで直したりするのは、転落の危険があるのでやめてください。外れた原因が台風や大雪なら、写真は火災保険の申請にも役立ちます。
傷み別の直し方
雨樋の傷みは、次の表でおおよその直し方が分かります。
| 雨樋の様子 | 主な原因 | 直し方 |
|---|---|---|
| 雨の日に、雨樋から水があふれる | 落ち葉や土の詰まり | 掃除 |
| 継ぎ目から水が垂れる・外れている | 強風や雪で、つなぎ目が外れた | 部品の付け直し・交換 |
| 雨樋が傾いている・波打っている | 支える金具の曲がり・ゆるみ | 金具の交換と、傾きの付け直し |
| 一部が割れている・欠けている | 雪の重み、凍結、年月による傷み | 割れた部分の取り替え |
| 全体に色あせ・ゆがみ・割れが多い | 年月による傷み | 全体の取り替え |
たとえば、水があふれる原因が詰まりだけなら、掃除で直り、取り替えよりずっと安く済みます。まずは、どこが原因かを見てもらうことが大切です。
雨樋が割れたときは、割れた部分だけ替えられる
雨樋が割れたときは、割れた部分の雨樋や部品だけを取り替えるのが基本です。市販の補修テープでふさぐ方法もありますが、雨や日差しではがれやすく、その場しのぎにしかなりません。
ただし、同じ形の雨樋が作られていないと、つなぎ目が合わないことがあります。そのときは、一面ぶんの雨樋をまとめて取り替えることになります。
雨樋の素材で、強さが変わる
雨樋の素材は、主に次の2つです。
- 塩化ビニル:今の住宅でいちばん多い素材です。軽くて費用を抑えられる一方、日差しと寒さで年々硬くなり、割れやすくなります
- ガルバリウム鋼板などの金属:錆びにくく、ゆがみにくい素材です。費用は上がりますが、雪の重みにも強くなります
雪の多い札幌では、全体を取り替えるときに、丈夫な金属の雨樋を選ぶ家もあります。
雨樋を放っておくと、外壁と基礎が傷む
雨樋が詰まったり外れたりしたままだと、屋根からの雨水が外壁を伝って流れ落ちます。そうすると、外壁の汚れやシミが増え、継ぎ目から水が入りやすくなります。
また、家のまわりの地面に水が落ち続けると、基礎のまわりがえぐれたり、湿ったりします。ですので、雨樋の傷みは、早めに直すのがいちばん安く済みます。
冬の前にしておきたい、雨樋の手入れ
札幌の雨樋の手入れは、雪が降る前の秋がいちばん大切です。落ち葉が詰まったまま冬を迎えると、雨樋の中で水がたまり、凍って割れる原因になるからです。
秋に落ち葉が落ちきったら、雨樋の詰まりを確かめてください。近くに木がある家では、雨樋に落ち葉よけのネットを付けると、詰まりにくくなります。
冬のあいだは、軒先に太いつららが下がっていないかを、ときどき地上から見てください。大きなつららは、雨樋を引っぱって曲げたり、落ちて人にけがをさせたりします。ただし、つららを無理に叩き落とすと、雨樋を傷めてしまいます。
なお、雨樋の掃除や点検で、2階の高さまで上るのは危険です。地上から見える範囲で確かめ、高い所は業者に任せてください。
破風板・軒天の傷みと、直し方
屋根のふちには、雨樋のほかにも、雨や風から家を守る板が付いています。札幌の強い風と雪で傷みやすいのが、破風板と軒天です。
破風板:屋根の三角のふちを覆う板
破風板は、三角屋根の斜めの端(屋根を横から見たときの三角のふち)に付いている板です。この屋根の斜めの端の部分を、ケラバと呼びます。屋根の中に雨水や風が入るのを防ぎ、隣の家で火事が起きたときに火が燃え移るのを遅らせる役目もあります。また、家の外観を引き締める部分でもあります。
似た板に、鼻隠し(はなかくし)があります。破風板が屋根の斜めの端に付くのに対し、鼻隠しは軒先の水平な端に付き、雨樋を取り付ける土台にもなっています。下から見上げて、雨樋が付いている横向きの板が鼻隠しです。
破風板の素材は、木、セメント系、金属の3つです。木やセメント系の破風板は、塗装が切れると水を吸って傷むので、5〜10年ほどごとの塗り直しが目安になります。
破風板の直し方は、塗装・板金で包む・取り替えの3つ
破風板の直し方は、傷み具合で選びます。
- 塗装:色あせや塗膜のはがれの段階なら、塗り直して水を防ぎます
- 板金で包む:今の破風板の上から、ガルバリウム鋼板などの金属の板をかぶせます。塗り直しがほぼ要らなくなるので、手入れの手間を減らせます
- 取り替え:破風板が腐って、ぼろぼろになっている場合は、新しい板に取り替えます
破風板を塗装しないまま放っておくと、継ぎ目から雨水が入り、屋根の中の木が腐ったり、雨漏りしたりすることがあります。ですので、塗膜のはがれやひびが出てきたら、早めに手入れをしてください。
軒天:軒の裏側の天井
軒天(のきてん)は、屋根が外壁より外に出ている部分(軒)の、裏側に張られた板です。下から見上げたときに見える、軒の天井です。
軒天にシミや、はがれ、たわみが出ているときは、屋根から雨水が入っているサインのことがあります。この場合は、軒天を張り替えるだけでなく、水の入り口を直す必要があります。雨漏りの原因の見つけ方は、雨漏りの原因と、すが漏りとの見分け方で解説しています。
貫板と水切りとは
また、雨樋や破風板と一緒に見積もりに出てくることが多いのが、貫板と水切りです。どちらも屋根や外壁のふちを守る部品で、外からは見えにくいものの、傷むと雨漏りや板金の飛びにつながります。
貫板:棟板金を留めている下の板
貫板(ぬきいた)は、三角屋根のてっぺんの棟板金を留めるための、下の板です。棟板金は、この貫板に釘やビスで留めてあります。
貫板の素材は、主に3つです。
- 木:昔から使われている素材です。雨水や湿気で腐りやすく、腐ると釘がゆるみます
- 樹脂:腐らない素材で、今の棟板金の交換でよく使われます
- 金属:腐らず、丈夫な素材です。費用は上がります
貫板が傷むと、棟板金が浮いて、強風で飛ぶことがあります。棟板金の交換と費用は、札幌の屋根修理の費用相場と業者の選び方で解説しています。
なお、「棟板金が浮いていますよ」は、突然訪ねてくる点検商法の口実によく使われます。手口は、外壁・屋根塗装の訪問販売・悪質業者の見抜き方にまとめています。
水切り:外壁の下の端に付いた板金
外壁の水切りは、外壁のいちばん下の端(基礎との境目)や、窓の下などに付いている細い板金です。外壁を伝ってきた雨水を、外へ切り離して落とす役目があります。
水切りが曲がったり錆びたりすると、雨水が外壁の裏や基礎の上に回り込みます。外壁の工事のときに、一緒に取り替えたり塗り直したりするのが一般的です。外壁の工事は、札幌の外壁リフォームの費用相場と業者の選び方で解説しています。
雪や強風で壊れた雨樋は、火災保険の対象になり得る
なお、修理の費用は、火災保険で補えることもあります。大雪の重みで雨樋が曲がった、強風で雨樋が外れた、といった自然災害による壊れ方なら、火災保険の対象になることがあります。一方、年月がたって古くなっただけの雨樋は、対象になりません。
壊れたことに気づいたら、日付が分かる形で写真を撮っておいてください。火災保険が使えるケースは、火災保険で外壁・屋根塗装は「無料」になる?で解説しています。
雨樋・破風板の修理は、どこに頼む?
札幌の雨樋や破風板の修理は、板金業者(屋根業者)か塗装業者に頼めます。
金属の雨樋の取り替えや、破風板を板金で包む工事は、金属を曲げて仕上げる板金職人の仕事です。ですので、雨樋の全体の取り替えや破風板の板金工事は、板金業者に頼むと仕上がりが安定します。一方、破風板の塗り直しだけなら、塗装業者にも頼めます。
また、雨樋の取り替えで足場を組むなら、屋根や外壁の工事もできる業者に頼むと、まとめて相談できて足場も1回で済みます。見積もりでは、取り替える雨樋の素材と長さ、足場が入っているかを確かめておくと、工事の中身が分かりやすくなります。
札幌外装センターに相談する
札幌外装センターは、株式会社単刀直入が運営する、札幌の外壁・屋根の相談窓口です(運営者情報)。雨樋や破風板の修理のご相談を受け付けて、内容に合った札幌の信頼できる施工会社を1社だけご紹介します。現地を見て見積もりを出し、工事をするのは、その施工会社です。複数の業者から一斉に電話がかかってくることはありません。
ご相談は無料です。ほかの会社で見積もりを取っている途中でも、かまいません。
雨樋・破風板の修理のご相談は無料です
ご相談の内容に合った札幌の信頼できる施工会社を1社だけご紹介します。複数の業者から一斉に電話がかかってくることはありません。ご相談もご紹介も完全無料で、お客様に料金がかかることはありません。見積もりを見てから断っても、かまいません。
札幌の雨樋・破風板の修理について、よくあるご質問
Q. 北海道の家には、雨樋が無いのですか?
家によります。札幌に多い無落雪屋根の家は、軒先に雨樋が無いことも多くあります。三角屋根の家には、軒先に雨樋が付いています。
Q. 破風板とケラバは、何が違いますか?
ケラバは、三角屋根の斜めの端の部分そのものを指す言葉です。破風板は、そのケラバの端に取り付けて、屋根の中を雨や風から守る板です。
Q. 破風板を塗装しないと、どうなりますか?
木やセメント系の破風板は、塗装が切れると水を吸って傷みます。放っておくと、継ぎ目から雨水が入り、屋根の中の木が腐ったり、雨漏りしたりすることがあります。
Q. 雨樋は、自分で直せますか?
1階の手の届く所の詰まりを取るくらいなら、自分でする人もいます。2階の雨樋や、部品の交換は、はしごからの転落の危険があるので業者に任せてください。
Q. 雨樋の修理は、何日くらいかかりますか?
部分補修なら、半日〜1日で終わることがほとんどです。足場を組んで全体を取り替える場合は、足場の組み立てと解体を含めて数日かかります。
Q. 冬でも雨樋は直せますか?
1階の雨樋や部品の付け直しなら、冬でも直せることがあります。2階の雨樋や全体の取り替えは、屋根や足場に雪が載っていると作業が難しいので、雪が解けてからになることが多いです。
Q. 貫板は、何年くらいで傷みますか?
素材と屋根の環境で変わります。木の貫板は湿気で腐りやすく、棟板金の釘が浮いてきたら、貫板が傷んでいるサインのことがあります。棟板金を交換するときは、腐らない素材の貫板に替えるのが一般的です。
まとめ|札幌の雨樋・破風板は、傷みの原因を見てから直し方を決める
- 雨樋の修理は、部分補修 数千円〜5万円ほど、一部の取り替え3万〜15万円ほど、全体の取り替えは足場込みで30万〜60万円ほど
- 水があふれる原因が詰まりなら、掃除で直る。割れた所は、その部分だけ替えられる
- 無落雪屋根は軒先に雨樋が無い家も多い。三角屋根の雨樋は、雪とつららで傷みやすい
- 破風板は、塗装・板金で包む・取り替えの3つから選ぶ。板金で包めば塗り直しがほぼ要らない
- 雪や強風で壊れた雨樋は、火災保険の対象になることがある
雨樋の詰まりや外れは、秋のうちに見つけておくと、冬に割れる前に直せます。気になる所があれば、地上から写真を撮って、相談してください。
