この記事の要点は、次の3つです。
- 外壁の雨漏りの原因は、多くがひび割れ(クラック)とシーリング(目地)の劣化、そしてサッシまわり。まず、この3つを切り分けます
- 「外壁塗装だけ」では、すでに入っている雨漏りは直りません。本命は、ひび・シーリングの補修です
- 札幌では凍害で外壁のひび・剥離が進みやすく、寒暖差でシーリングも早く傷みます。費用対効果が高いのは、多くの場合シーリング補修です
札幌の外壁・屋根・雨漏りのご相談は無料です
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外壁から雨漏り? まず知っておきたいこと
「雨漏りは屋根から」と思われがちですが、水は外壁の小さなすき間からも入ってきます。向き合う前に、押さえておきたい前提を3つお伝えします。
外壁も、れっきとした「水の入口」
家の中でいちばん広く雨風にさらされる外壁には、次の弱点があります。
- ひび割れ(クラック):外壁材の表面にできた細いひびから、水がしみ込む
- シーリング(目地)の劣化:外壁材のつなぎ目やサッシまわりを埋めるゴム状の材料が痩せて割れる
- サッシまわりのすき間:窓と壁の境目から横なぐりの雨が入り込む
外壁の雨漏りは「強い雨・風をともなう雨のとき」に出やすいのが特徴。台風や横なぐりの雨のときだけ壁の内側が濡れるなら、外壁のどこかが疑われます。
入口と出口が、ずれる
外壁の雨漏りが厄介なのは、「水が入った場所」と「室内で濡れる場所」がずれることです。壁のひびから入った水は、壁の中を伝って下へ流れ、離れた場所の窓枠や床ぎわに現れます。だから、自己判断で「たぶんここ」と塞ぐのはおすすめできません。
屋根や天井も含めて「どこから入ったか」を絞り込む考え方は、雨漏りの原因と、すが漏りとの見分け方にあります。
屋根・高所の作業は、プロに任せる
外壁の点検も、2階部分やサッシの上部ははしごや足場を使う高所作業になります。国土交通省の資料によると、屋根や高所での作業中の事故は毎年多く、多雪の年には全国で年間1,000件以上の事故が起き、100人以上が亡くなっています。地上から見える範囲の確認までにとどめ、高い場所はプロに任せましょう。
外壁雨漏りの主な原因

外壁の雨漏りの原因は、大きく5つ。ご自宅のどこが疑わしいか、あたりをつける手がかりに。
①ひび割れ(クラック)|モルタル・サイディング
もっとも多い原因のひとつが、外壁のひび割れ(クラック)。外壁材は日ざし・雨・寒暖差にさらされ、少しずつひびが入ります。
- モルタル外壁:塗り壁のため、乾燥や地震の揺れでひびが入りやすい。細いひび(ヘアークラック)でも数が多ければ水の入口です
- サイディング(板状の外壁材):材そのもののひびのほか、表面の塗膜が劣化して防水の力が落ちると吸水します
一般に、髪の毛ほどの細いひび(幅0.3mm未満が目安とされます)はすぐ雨漏りに直結しにくい一方、幅が広い・奥が深いひびは水の通り道になりやすいと言われます。
②シーリング(目地)の劣化|つなぎ目・サッシまわり
サイディング外壁でとくに重要なのが、シーリング(目地)です。板と板のつなぎ目や、サッシと壁の境目を、ゴム状の材料(シーリング材・コーキング材)で埋めて防水しており、外壁材より先に傷む消耗品です。
- やせ・ひび割れ・剥がれ:年月とともに硬く縮み、割れたりはがれたりしてすき間が
- 寿命の目安:一般に施工から7〜10年ほどで打ち替えの検討時期を迎えるとされます(材料や環境で前後)
「サッシの角から水がしみる」「壁のつなぎ目の線に沿って濡れる」ときは、シーリングの劣化が強く疑われます。シーリングの打ち替えの費用や時期は、札幌の外壁コーキングの打ち替え費用と時期で解説しています。
なお、原因が窓・サッシまわりに集中している場合の見分け方と対策は、窓・サッシからの雨漏りの原因と対処にまとめています。
③外壁材の反り・浮き・欠け
サイディングは、吸水と乾燥をくり返すうちに端が反ったり、浮いたり、欠けたりします。反った部分や、留めている釘・ビスのゆるみから水が裏側に回り込みます。日当たりと雨当たりの差が大きい面で起こりやすい傷み方です。
④施工不良(雨仕舞いの不備)
見落とされがちですが、もともとの施工に不備があるケースもあります。専門的には「雨仕舞い(あまじまい)」=水を受け流す納まりの不備で、サッシまわりの防水処理の不足、外壁と屋根の取り合いの納まりの甘さ、透湿防水シート(外壁材の裏の防水層)の張り方の不備などです。このタイプは新築や築浅でも雨漏りするのが特徴。心当たりがあれば、まず施工した会社に連絡を(後半のFAQでも触れます)。
⑤付帯部(幕板・換気フード・配管まわり)
外壁に付いた部品のまわりも、水の入口です。
- 幕板(まくいた):1階と2階の境目などに付く帯状の装飾。上端のすき間に水がたまる
- 換気フード・エアコンの配管まわり:壁の穴のふちのシーリング切れから浸水
- 雨樋の固定金具・照明などのビス穴:壁に打ったビスのまわりから入ることも
ひと目で分かる|外壁雨漏りの原因マップ
症状の出やすい場所とともに整理します。
| 原因の場所 | どんな傷み方か | 症状が出やすいところ |
|---|---|---|
| ①ひび割れ(クラック) | 外壁材・塗膜のひび | ひびの近く・その下の壁ぎわ |
| ②シーリング(目地) | つなぎ目・サッシまわりのやせ・割れ | 目地の線に沿って・窓の角 |
| ③外壁材の反り・浮き | サイディングの反り・釘のゆるみ | 反った板のまわり |
| ④施工不良(雨仕舞い) | 防水処理・納まりの不備 | サッシまわり・屋根と壁の境目(新築でも) |
| ⑤付帯部まわり | 幕板・換気フード・配管・ビス穴 | その部品の下・まわり |
札幌で多いのは、やはり①ひび割れと②シーリングの劣化。この2つは、次章の「塗装だけでは直らない」話とつながります。
【ここが大事】「外壁塗装だけ」では、雨漏りは直らない
ここは、この記事で最もお伝えしたいところです。外壁の雨漏りは「外壁塗装をすれば直る」と思われがちです。ですが、すでに入っている雨漏りは、外壁を塗装するだけでは、多くの場合止まりません。
塗装の主な役割は「保護」であって「止水」ではない
外壁塗装が無意味なわけではありません。塗装には次の役割があります。
- 美観:色あせた外壁を、きれいに塗り直す
- 保護:塗膜が外壁材を紫外線や雨から守り、劣化を遅らせる
どちらも「これ以上傷まないように守る」ための予防が主な役割です。ところが、すでにひび割れやシーリングの切れといった「明確な入口」があると、その上から塗料を塗っても入口はふさがりきりません(塗膜は薄く、動くひびに追従しきれず割れが再び出てくる)。「入ってしまった雨漏りを止める」のは、塗装が得意なことではないのです。
本命は、ひび・シーリングの「補修」
本命は、多くの場合ひび割れの補修とシーリング(目地)の打ち替えです。
- ひび割れ:ひびを埋める補修(幅の広いものはUカットシール工法などで、溝を切ってからしっかり充填)
- シーリング:古いものを撤去し、新しく打ち替える(増し打ちより打ち替えが基本)
止水の補修をしたうえで、仕上げに塗装をする——塗装とシーリング補修は、本来セットで考えるものです。
信頼できる業者は、止水の補修から提案してくれる
信頼できる業者は、原因を診断してから、止水の補修と仕上げの塗装を分けて提案してくれます。進め方は、こうです。
- まず原因を調べてくれる:水の入口を確かめてから、工法を決めます
- ひび・シーリングの補修を、見積りに含めてくれる:止水の項目と塗装の項目が分かれています
- 塗装と止水の役割の違いを説明してくれる:「なぜこの順番なのか」が分かります
ただし、不安をあおって即決を迫る訪問販売には、とくに注意を。国民生活センターにも、住宅の修理・リフォームの相談が多数寄せられています。
症状から原因をたどる|外壁のどこが怪しい?

原因の種類が分かったら、次は「うちの症状から、どこを疑えばいいか」です。業者に「ここが怪しい」と伝えられると、診断がスムーズに。シミや濡れの出る場所が、ヒントになります。
「濡れる場所」からの逆引き早見表
| こんな症状のとき | まず疑う原因 |
|---|---|
| 窓の角・窓の下の壁が濡れる | サッシまわりのシーリング/防水処理の不備 |
| 外壁のつなぎ目(目地)の線に沿って濡れる | シーリング(目地)の劣化・切れ |
| ひび割れの近く・その下が濡れる | 外壁のひび割れ(クラック) |
| 換気フード・配管・幕板の下が濡れる | 付帯部まわりのシーリング切れ |
| 新築・築浅なのに濡れる | 施工不良(雨仕舞いの不備) |
ただし、これはあくまで目安。外壁は入口と出口がずれるため、窓の下が濡れていても原因はその上のひびだった、ということも。
「いつ濡れるか」も、大きな手がかり
「どんな天気のときに濡れるか」も原因を教えてくれます。
- 台風や横なぐりの雨の日だけ濡れる:壁に雨が強く当たったときだけ入る、外壁ならではの出方です。ひびや目地、サッシの境目を疑います
- 雨のたびに、必ず濡れる:入口が広がっているサイン。ひびやシーリング切れが進んでいる可能性
- 雨と関係なく、冬に濡れる・雪のときだけ濡れる:外壁の雨漏りではなく結露や「すが漏り」を疑います(後述)
外壁の雨漏りと間違えやすいもの|結露・すが漏り
「壁が濡れている=外壁の雨漏り」とは限りません。雨と無関係に冬場に濡れる結露(室内外の温度差で壁の内側や窓まわりに水滴がつく)や、すが漏り(冬、屋根の雪解け水が凍って排水をせき止め、継ぎ目からしみ込む北海道特有の水漏れ)と、よく間違えられます。とくに札幌では「冬だけ・外見に異常なし」で濡れるなら、すが漏りの可能性があります。
壁のシーリングを打ち替えても、すが漏りは止まりません。冬の濡れ方に心当たりがあれば、すが漏りとは?雨漏りとの違いと修理費用で特徴を確かめてください。
札幌・北海道の外壁で、とくに注意したいこと
外壁の雨漏りには、札幌・北海道ならではの事情があり、本州の外壁とは傷み方そのものが違います。
「凍害」で、外壁のひび・剥離が進む
北海道の外壁で、いちばん気をつけたいのが凍害(とうがい)。外壁材にしみ込んだ水が凍って溶けてをくり返し、外壁を内側から壊していく現象です。
- 外壁の細いひびや、劣化した表面から、水がしみ込む
- 冬の氷点下で、しみ込んだ水が凍る。水は凍ると体積が約1割ふくらむため、内側からひびを押し広げる
- 気温が上がると溶け、また凍る。これをひと冬に何度もくり返す
- 外壁の表面が、ひび割れ・欠け・ボロボロと剥がれ落ちる(ポップアウト)状態になる
つまり北海道では、小さなひびが、放っておくと凍害で急速に育つのです。本州なら「様子見でいい」細いひびも、札幌では早めの補修が結局は安く済みます。
寒暖差で、シーリング(目地)が早く傷む
シーリング(目地)も、北海道では傷みが早まりがちです。理由は激しい寒暖差。夏と冬、日なたと日かげの温度差が大きいと外壁材は膨張と収縮をくり返し、そのたびにつなぎ目のシーリングは伸び縮みを強いられ、硬くひび割れたり外壁材からはがれたりと、弾力を早く失っていきます。一般に7〜10年が打ち替えの目安とされますが、寒暖差の大きい環境ではそれより早く点検したほうが安心です。凍害もシーリングの劣化も、大もとは「外壁に水がしみ込む」ことから始まります。だからこそ、ひびは小さいうちに、シーリングは切れる前に手を打つことが、北海道の外壁を長持ちさせる近道です。
応急処置とDIYの是非|やっていいこと・いけないこと

「業者を呼ぶまで、自分で何かできない?」。そう思うのは自然ですが、外壁の雨漏りは素人のDIYがかえって悪化を招きやすいトラブル。やっていいことと避けるべきことを分けてお伝えします。
やっていいこと|室内の被害を抑える
けがの心配がなく、被害を広げない範囲で、次のことができます。
- 室内側の濡れを、拭き取る:窓枠・床ぎわ・壁をこまめに拭き、範囲を広げない
- 壁ぎわの家財を離す:窓の下や壁ぎわに置いた棚・コンセントまわりの家電は、濡れた壁から離しておく
- 風向きと雨の強さをメモする:どの面の壁が、どんな雨の日に濡れたかを写真と一緒に残すと、外壁のどこが入口かを絞る材料になります
- 地上から、外壁を目視する:ひび・シーリングの割れ・濡れじみを、地面に立ったままスマホのズームで
今まさに水が漏れているときの対応は、雨漏りの応急処置で解説しています。
やってはいけないこと|素人のコーキングは悪化のもと
一方、次のことは避けてください。よかれと思ってやったことが、雨漏りを悪化させる典型です。
- ひびやすき間を、自分でコーキングで埋める:いちばん多い失敗です。外壁にはあえて水を逃がす通気や水抜きの仕組みがあり、素人判断でむやみに塞ぐと水の逃げ道をふさいで内部に水がこもり、かえって被害が広がることがあります。とくにサッシ下部の水抜き穴を塞ぐのは厳禁です
- ひびを埋めるだけで、放置する:表面を埋めても原因が奥にあれば水は止まらず、放置すると内部で腐食が進みます
- 塗装だけで直そうとする:前章のとおり、塗るだけでは止まりません
- はしごで2階の外壁・サッシ上部を確認する:はしごからの転落事故は後を絶ちません。高所は業者の仕事です
外壁は、多少の水は入る前提で入った水を下から外へ逃がす設計(透湿防水シートや水切り、水抜き穴など)になっています。「どこを埋め、どこを埋めてはいけないか」の判断が要るため、コーキング補修はプロの仕事と考えてください。応急処置は「室内の被害を抑える」ところまで、と覚えておきましょう。
外壁の雨漏りを相談したい方へ
ご相談の内容に合った札幌の信頼できる施工会社を1社だけご紹介します。複数の業者から一斉に電話がかかってくることはありません。ご相談もご紹介も完全無料で、お客様に料金がかかることはありません。見積もりを見てから断っても、かまいません。
外壁雨漏りの修理方法と費用の目安
外壁の雨漏り修理は、止水の補修と、仕上げの塗装・張り替えを分けて考えると選びやすくなります。入口がシーリングなのか、ひびなのか、外壁材そのものなのかで、手を入れる範囲が決まります。
外壁雨漏り修理の、主な選択肢
軽いものから根本的なものまで、次の4つです。
- シーリング(目地)の打ち替え:古いシーリングを撤去し、新しく打ち直す。目地・サッシまわりが原因のときの基本で、費用対効果が高いのが特長
- ひび割れの補修(Uカットシール工法など):幅の広いひびは溝を切ってしっかり充填し仕上げます。細いひびは専用材のすり込みで済むことも
- 外壁材の部分張り替え・重ね張り:反り・欠け・広範囲の傷みがある部分を張り替える・重ねる方法。範囲が広いと費用は上がります
- 外壁塗装(保護・仕上げ):止水の補修後に外壁全体を塗り、防水性と美観を回復。あくまで仕上げ・予防です
判断の目安|多くの場合、まず「シーリング補修」が費用対効果が高い
原因がシーリングの劣化や幅の狭いひびに限られるなら、シーリングの打ち替えやひび補修だけで雨漏りが止まることが多く、外壁全体の塗装や張り替えに比べてはるかに安く済みます。判断の軸はこうです。
- 原因が目地・サッシまわりのシーリング、または部分的なひびなら:まずシーリング補修・ひび補修で止水できないか検討を
- ひびが広範囲・外壁材の反りや剥離が全体に及ぶなら:塗装や部分張り替え、大がかりな改修を検討
- 塗装の時期も近いなら:足場を組む機会にあわせ、止水の補修と塗装をセットで行うと足場代が一度で済みます(塗装の費用相場や、札幌で塗れる時期は札幌の外壁塗装の費用相場と業者の選び方にまとめています)
信頼できる業者は、原因が一部のシーリング切れなら、その範囲に見合った補修から提案してくれます。見積りのときに「なぜこの工法なのか」を説明してもらうと、納得して進められます。
費用相場は「目安」として、幅で考える
外壁の修理費は、足場が要るかどうかで大きく動きます。1階の目地だけなら足場なしで済むこともあり、2階まで広がれば足場代が乗ります。そこに外壁材の種類と、補修する範囲の広さが重なります。
| 工法の種類 | 費用の目安 | 向いているケース |
|---|---|---|
| シーリング(目地)の打ち替え | 数万〜十数万円ほど(足場が要ると上乗せ) | 目地・サッシまわりの劣化が原因 |
| ひび割れの部分補修 | 数万円〜(範囲・工法で変わる) | 部分的なひびが原因 |
| 外壁の部分張り替え・重ね張り | 数十万円〜(範囲で変わる) | 反り・欠け・広い範囲の傷み |
| 外壁塗装(保護・仕上げ) | 80万〜120万円ほど(30坪の場合) | 止水の補修後の仕上げ・予防 |
| 足場の設置 | 十数万円〜(建物の大きさで変わる) | 2階以上・広い範囲の作業で必要 |
※金額は家ごとに変わります。正確な金額は、業者が現地を見たうえでの見積もりで決まります。
反りや欠けが広がり、張り替えや重ね張りまで考えるなら、札幌の外壁リフォームの費用相場と業者の選び方が参考になります。
屋根が原因の場合も含めた修理代の幅は、札幌の雨漏り修理の費用相場と業者の選び方で比べられます。
外壁の雨漏りに、火災保険は使える?
外壁で保険が関わるのは、台風の飛来物で外壁が割れた、強風で外壁材がめくれた、雹でへこんだといった、災害でこわれた場所から水が入ったときです(日本損害保険協会)。一方、年数がたってひびが増えた・シーリングが切れたことによる雨漏りは、対象外とされるのが一般的で、外壁の雨漏りはこちらが多くなります。
「保険で0円」と申請代行をすすめられ、保険金の3〜4割を手数料に求められた相談も国民生活センターに届いています。対象になるかの確かめ方と申請の順番は、火災保険で外壁・屋根塗装は「無料」になる?で解説しています。
外壁の雨漏りは、どんな業者に診てもらう?
外壁の雨漏りは、入口と濡れる場所がずれるうえ、塗装と止水の補修が混ざって提案されやすい工事です。信頼できる業者は、外壁の仕組みを踏まえて、止水の手順を組み立ててくれます。
入口を写真で示し、止水と塗装を別の項目で見積もる
信頼できる業者は、ひびや目地のどこから水が入っているかを写真で示したうえで、ひび補修・シーリング打ち替えの項目を、仕上げの塗装とは別に見積りへ書いてくれます。外壁塗装の時期が近い家には、足場を一度で済ませる組み合わせも示してくれます。
シーリングと水抜きの扱いで、腕が分かる
外壁の止水では、次の3点の説明があると安心です。
- 増し打ちではなく打ち替えか:古いシーリングを撤去してから打ち直す前提で、打ち替える範囲と、何にいくらかかるかの内訳を出してくれます
- 埋めない場所を決めているか:サッシ下の水抜き穴や外壁の通気など、水を逃がす部分をふさがない補修を説明してくれます
- 補修した場所の保証:打ち替えた目地やひびから再び濡れたとき、どこまで対応するかを期間とあわせて示してくれます
そんなときは、まず原因を診てもらうところからで大丈夫です。
原因の調査から相談したい方へ
ご相談の内容に合った札幌の信頼できる施工会社を1社だけご紹介します。複数の業者から一斉に電話がかかってくることはありません。ご相談もご紹介も完全無料で、お客様に料金がかかることはありません。見積もりを見てから断っても、かまいません。
外壁の雨漏りに関する、よくあるご質問(FAQ)
Q. 外壁塗装をすれば、雨漏りは直りますか?
すでに入っている雨漏りは、塗装だけでは多くの場合止まりません。詳しくは本文「『外壁塗装だけ』では、雨漏りは直らない」の章のとおりで、正しい流れはひび・シーリングを補修してから、仕上げに塗装をすること。信頼できる業者は、見積りの段階で止水の補修と塗装を分けて説明してくれます。
Q. 外壁のひびは、どこまで放置していいですか?
一般に、髪の毛ほどの細いひび(幅0.3mm未満が目安とされます)は、すぐ雨漏りに直結しにくいとされます。ただし札幌・北海道では、凍害で細いひびが急速に育つため、本州の感覚での「様子見」は禁物。幅が広い・奥が深い・数が多い・濡れじみをともなうひびは、早めに業者に見てもらってください。
Q. 賃貸・分譲マンションの外壁の雨漏りは、誰が負担しますか?
状況で変わりますが、基本はこうです。賃貸住宅では、建物の不具合である外壁の雨漏りは原則として大家さん(貸主)の負担で直すのが一般的。分譲マンションでは、外壁は共用部分にあたることが多く、その場合は管理組合の負担・管理で修理するのが基本です。いずれも勝手に工事を進めると費用を負担してもらえないことがあるので、業者を呼ぶ前に、まず管理会社・管理組合へ連絡してください。
Q. 新築なのに外壁から雨漏りします。なぜですか?
新築・築浅でも、外壁の雨漏りは起こり得ます。原因の多くは施工時の不備(雨仕舞いの不備)——サッシまわりの防水処理の不足、外壁と屋根の取り合いの納まりの甘さ、防水シートの張り方の不備などです。新築なら、まず施工したハウスメーカー・工務店に連絡を。保証期間内なら無償で対応してもらえることがあります。別の業者に頼む前に、まず施工元に相談するのが順番です。
Q. 「外壁の雨漏り」と「すが漏り」は、どう違いますか?
原因がまったく違います。見分けの目安は「強い雨のときに壁が濡れる=外壁の雨漏り」「雪の冬だけ・外見に異常なし=すが漏り(冬に雪解け水が凍って排水をせき止める北海道特有の水漏れ)」。
くわしい見分け方は、すが漏りとは?雨漏りとの違いと修理費用で解説しています。
Q. 外壁のシーリング補修は、自分でできますか?
市販のコーキング材はありますが、素人のDIYはおすすめしません。本文「応急処置とDIYの是非」の章のとおり、外壁は入った水を下から逃がす仕組みで、どこを埋め、どこを埋めてはいけないかの判断が要ります。とくにサッシ下部の水抜き穴を塞ぐのは厳禁で、2階部分は高所作業になり危険です。止水にかかわる補修は、プロに任せましょう。自分で手を入れてよい範囲の線引きは、外壁塗装は自分でできる?にまとめています。
まとめ|外壁の雨漏りは「原因を診てから直す」が鉄則
- 外壁も水の入口。原因の多くはひび割れ(クラック)・シーリング(目地)の劣化・サッシまわり。まずこの切り分けから
- すでに入っている雨漏りは、外壁塗装だけでは止まらない。本命はひび・シーリングの補修。信頼できる業者は、止水の補修と塗装を分けて提案する
- 札幌では凍害で細いひびが急速に育ち、寒暖差でシーリングも早く傷む。小さいうちの補修が結局いちばん安い
- 応急処置は室内の被害を抑えるところまで。素人のコーキングは悪化のもとで、高所作業はプロに任せる
- 保険が関わるのは台風・強風・雹で外壁がこわれたとき。年数によるひびやシーリング切れは対象外とされるのが一般的
- 費用対効果が高いのは、多くの場合シーリング補修。見積りでは原因の写真と項目ごとの内訳を説明してもらう
外壁の雨漏りは、濡れた壁の外側のどこに入口があるかを確かめてから、目地やひびをふさぐ順番で止まります。塗り替えの前に一度、壁のどこから水が入っているかを診てもらってください。
窓まわりや目地を何度直しても濡れる外壁は、札幌外装センターのお問い合わせからご相談ください。札幌の施工会社1社におつなぎします。
